2019年07月20日
２５年前の自分に語ってあげること ～無力感をいやす～
いまの私は４５歳ですが、
２０歳の自分の声をかけてあげられるとして
ただひとつ
「君は無力ではなくなるよ」
ということです
・・・・・・・・・・・・・・・
何度かブログに書いていますが
8年ほどパーキンソン病という病気と
闘病してきた義母が、いよいよ最終局面を迎えています。
医師や看護師さんにそのように言われているし
家族もそのように思い始めています。
あと数日、
もしかしたらあと数ヶ月持つかもしれないのですが
それでも長くないのでしょう。
覚悟しています。
・・・・・
義母の介護は妻がメインに行ってきて
妻も感情がぶれることがあるようです。
泣き崩れることもあります。
見ていてかわいそう。
・・・・
妻の涙、といえば
大学の頃、見たことがありました。
妻とぼくは同じ大学で、同じ学部、隣同士の部活でした。
入学式で妻にぼくがひとめぼれしたのですが、
でも当時のぼくはすごくシャイだったので
声をかけることはできず、告白するなんてできず、
ぐずぐずしたまま時間ばかりが経っていました。
(詳しくはこちらのブログで
https://ameblo.jp/mirai-rich-coach/entry-12488072405.html)
そんなぼくらが大学2年になったとき
共通の後輩がバイクの事故で亡くなりました。
夜中まで居酒屋でアルバイトをしたのち
お酒を飲んでいたのか
一瞬寝てしまったのか
わかりませんが、
バイクで道路を直進し電信柱に
顔を激しく打って亡くなりました。
まだ10代なのに・・・。
その葬儀に妻も僕も参加しまして
後輩を亡くした妻は泣いていました。
その泣いている妻(当時は片思いしている女の子)を見て
(あぁ、自分って無力だなぁ、好きな女の子が近くにいても
何もしてあげられないのだなぁ・・・)
と思ったものでした。
その無力感、を長く引きづる・・・。
・・・・
妻とはその後いろいろあって結婚し
結婚して15年ほどになります。
その半分ほどは義母の介護に関わっていて・・・。
・・・・
しかし、ここ数日、泣き崩れることが多い妻を見て
そばにいてあげられる自分を思うと
「もはや無力ではない」
と感じます。
その悲しみをいやしたり、
劇的にやわらげたりしてあげることはできないけれど
そばにいてあげることはできるし
家事や子どもの面倒を見てあげることはできる。
いろいろな面でサポートしてあげられるので
もはや自分は無力ではない
そのように思います。
そして、同時に
２０歳のときに、無力だと思った自分に声をかけてあげたいです。
あの、後輩の葬儀の場で
無力感をひどく感じていた自分の耳元に、
「きみは２５年経てば、無力ではなくなる。
そばにいて、その悲しみや苦労を分かち合ってあげられるようになる
自信を失う必要はないよ」
というように。
そのとき感じた無力さをいやすのに
ぼく自身２５年かかったわけですが
決してムダな時間ではなかった、と思います。
意外と地味にきつい痛みでしたけど。
ということで、
義母が亡くなるまであとどの程度かわかりませんが
しっかり妻をサポートしたいと考えます。
－－－－－－－
今日の質問
「大切な人をサポートしていますか？？」
－－－－－－－
■ 連絡先、SNSなどのご案内
みらいリッチコーチ Toshi Shiriawa 【 静岡／全国 】
白岩俊正 (しらいわ としまさ)
公認会計士・税理士、コーチ・コーチング、イベント企画・運営
㈱みらい 代表取締役
ロングステイアドバイザー ／ ロングステイアドバイザー協会 監事
〒422-8005 静岡市駿河区池田616-2-102
054-267-2370 ／ Fax 050-3383-1217
toshimasa.shiraiwa@gmail.com
Facebook
https://www.facebook.com/toshi.shiraiwa
会計事務所ホームページ
https://shiraiwa-kaikei.com/
YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCbZYsfislwun4QgIeMRYslA
コーチングは、対面ほか、
オンライン会議室Zoomを使っても可能です。
２０歳の自分の声をかけてあげられるとして
ただひとつ
「君は無力ではなくなるよ」
ということです
・・・・・・・・・・・・・・・
何度かブログに書いていますが
8年ほどパーキンソン病という病気と
闘病してきた義母が、いよいよ最終局面を迎えています。
医師や看護師さんにそのように言われているし
家族もそのように思い始めています。
あと数日、
もしかしたらあと数ヶ月持つかもしれないのですが
それでも長くないのでしょう。
覚悟しています。
・・・・・
義母の介護は妻がメインに行ってきて
妻も感情がぶれることがあるようです。
泣き崩れることもあります。
見ていてかわいそう。
・・・・
妻の涙、といえば
大学の頃、見たことがありました。
妻とぼくは同じ大学で、同じ学部、隣同士の部活でした。
入学式で妻にぼくがひとめぼれしたのですが、
でも当時のぼくはすごくシャイだったので
声をかけることはできず、告白するなんてできず、
ぐずぐずしたまま時間ばかりが経っていました。
(詳しくはこちらのブログで
https://ameblo.jp/mirai-rich-coach/entry-12488072405.html)
そんなぼくらが大学2年になったとき
共通の後輩がバイクの事故で亡くなりました。
夜中まで居酒屋でアルバイトをしたのち
お酒を飲んでいたのか
一瞬寝てしまったのか
わかりませんが、
バイクで道路を直進し電信柱に
顔を激しく打って亡くなりました。
まだ10代なのに・・・。
その葬儀に妻も僕も参加しまして
後輩を亡くした妻は泣いていました。
その泣いている妻(当時は片思いしている女の子)を見て
(あぁ、自分って無力だなぁ、好きな女の子が近くにいても
何もしてあげられないのだなぁ・・・)
と思ったものでした。
その無力感、を長く引きづる・・・。
・・・・
妻とはその後いろいろあって結婚し
結婚して15年ほどになります。
その半分ほどは義母の介護に関わっていて・・・。
・・・・
しかし、ここ数日、泣き崩れることが多い妻を見て
そばにいてあげられる自分を思うと
「もはや無力ではない」
と感じます。
その悲しみをいやしたり、
劇的にやわらげたりしてあげることはできないけれど
そばにいてあげることはできるし
家事や子どもの面倒を見てあげることはできる。
いろいろな面でサポートしてあげられるので
もはや自分は無力ではない
そのように思います。
そして、同時に
２０歳のときに、無力だと思った自分に声をかけてあげたいです。
あの、後輩の葬儀の場で
無力感をひどく感じていた自分の耳元に、
「きみは２５年経てば、無力ではなくなる。
そばにいて、その悲しみや苦労を分かち合ってあげられるようになる
自信を失う必要はないよ」
というように。
そのとき感じた無力さをいやすのに
ぼく自身２５年かかったわけですが
決してムダな時間ではなかった、と思います。
意外と地味にきつい痛みでしたけど。
ということで、
義母が亡くなるまであとどの程度かわかりませんが
しっかり妻をサポートしたいと考えます。
－－－－－－－
今日の質問
「大切な人をサポートしていますか？？」
－－－－－－－
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Posted by Toshi Shiraiwa at 22:35│Comments(0)
